7月4日の投資戦略

◆小森コーポレーション <6349>　1,140円（△0.17%）　時価総額：約780億円

発行済み株式数(自社株を除く)の6.1％にあたる380万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から12月22日まで。また、600万株の自社株を7月29日に消却する。

　緩やかな持ち合いトレンドでしたが、下抜けしてしまった直後のチャートです。現在は下の赤線以下の株価推移となっていますね。再びトレンドを転換するには、1,180円以上での寄付きが必要となりそうです。

[売り]　1,180円に満たないＧＵ

[買い]　1,180円以上のＧＵ

◆ＮＥＣ <6701>　241円（△1.68%）　時価総額：約6,300億円

レノボとのパソコン事業の合弁会社LNH社の一部株式売却に伴い、売却益約200億円を特別利益に計上する。なお、普通株式の持分90％売却と併せて、LNH社が新たに発行する劣後株式を引き受けるため、LNH社は引き続き持分法適用関連会社となる。

　直近は240円～260円のボックス相場ですね。材料も一時的なもの（特別利益）のため、業績見通しに影響を与えるものではありません。注意すべきは260円以上で寄り付いた場合のトレンド転換ぐらいだと思います。

[売り]　260円に満たないＧＵ

◆ブイキューブ <3681>　970円（▲2.02%）　時価総額：約190億円

今期最終を一転赤字に下方修正。

日足はすでに下降トレンドなので、こちらは週足です。何度か急落は経験していますが、だいたい800円近辺になると跳ね返ってくる銘柄の印象がありますね。明日はストップ安の可能性が高いですが、寄り付くようなら下値が限定されているという認識から一時的な反発が見込めるかもしれません。

[買い]　ストップ安(820円）

◆セイノーホールディングス <9076>　939円（△0.42%）　時価総額：約1,950億円

発行済み株式数(自社株を除く)の1.57％にあたる312万5000株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月7日から9月23日まで。

　トレンド転換の可能性を秘めたチャートです。上値抵抗線近辺で好材料がカンフル剤になれば、寄付後も続伸するかもしれませんね。買い目線で待ちたいです。

[買い]　950円以上のＧＵスタート