6月16日の投資戦略
イギリスのEU離脱是非を問う国民投票を来週に控え、やや下落ムードですね。まだ下げるという見方の人が多いように思います。持ち越しはリスクですね。
さて、明日、明後日は日銀決定会合です。
サプライズ期待もあるので、なにもなかった際の失望売り、サプライズの際の期待上げには気を付けたいですね。リスクを取らずに儲かるのが一番ですが。
◆ニッセンホールディングス <8248> 104円(▲2円)
5月ニッセン売上高は前年同月比40.8%減と、今期に入り5ヵ月連続で前年割れとなった。
業績の凋落ぶりが酷いですね。株価チャートも下落まっしぐら。こういう下げに下げた銘柄は、悪材料出尽くし(出尽くしてはいないと思いますが…)で上げることがあるから面白いです。悪材料が出ても、「いまさら!」って感じですね。
[買い] 100円~102円 →上がったらさっさと売り。110円を超えることはそうそうないでしょう。
◆モブキャスト <3664> [東証M] 520円(▲6円)
マイネット <3928> [東証M]と包括的業務提携。同社が運営するブラウザゲームタイトルとプラットフォームを共同運営する。
足元はストップ高をつけてから、やや崩れ気味のチャート。580円より上が重い。うーん…買い判断は難しいところですが、540円~560円が価格抵抗帯となっているので、このあたりでなら買っても良いかもしれませんね。また、GUとなった場合にマザーズ銘柄は寄り付きから噴き上がることが多いですが、PTS同様560円付近で寄り付いたとしても580円を突破できるかどうか…。
[買い] 見送り
◆マイネット <3928> [東証M] 3,495円(▲160円)
モブキャスト <3664> [東証M]と包括的業務提携を締結。モブキャストが運営するブラウザゲームタイトルとプラットフォームを共同運営する。
足元は上値切り下げながらのレンジ相場。下値は3,000円で一定していますね。上の4,000円に価格抵抗帯あり。こちらの方がモブキャストよりわかりやすいですね。明日はGUスタートとなるでしょうが、4,000円手前ぐらいまでは上げる余地があると見ています。
[買い] 3,800円までのGU→3,900円手前で手じまい
◆生化学工業 <4548> 1,510円(+3円)
スイスのフェリング・ファーマシューティカルズ社と、腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SI-6603」の海外独占販売などのライセンス契約に向けて基本合意。9月までに正式契約する予定。正式契約によりフェンリング社から契約一時金500万ドルを受領するほか、開発や販売の進捗に応じたロイヤリティを受け取る。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.35%にあたる20万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施する。
材料てんこ盛りで、明日はGU間違いなしでしょう。日足、週足ともに下落トレンドにあります。ちょっと怪しいなと思っているのが、上方に埋めていない窓があること。1,672円ですね。ここが1つのポイントとして意識されそうな気がします。一方、上値は①日足ベースの価格抵抗帯が1,650円~1,700円にあること、②上値抵抗線となっている週足の52MAが1,650円にあることから、重いでしょう。これらを勘案すれば、以下のようになると思います。
[売り] 1,660円~1,680円
◆ペプチドリーム <4587>
米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社との共同研究から見出された特殊環状ペプチドの臨床試験を開始。これによりマイルストーンフィーを受け取る。また、今後の開発の進捗に応じて一時金や、上市後の売上高に応じたロイヤリティを受領する権利も有する。
7,300円より上が重いチャート。ここはなかなか超えられないラインですね。相当なGUスタートとなった場合には、このあたりで売り仕掛けたいところ。
[売り] 7,230円~
0コメント